ライセンスマネジメントで解決する10の課題を下記のように挙げてみました。次回以降、各項目についての解決方法について詳細に説明いたします。
1.ライセンスの使用状況が見えない
部門ごと、ユーザーごとのライセンス使用状況をリアルタイムで可視化できない。
ここが一番重要なポイントになると考えています。見える化したい項目とそれを見ることができる人、OpenLM利用(設定)におけるポイントがあります。
- リアルタイムで見える化
- 過去に遡って見える化
- 複数アプリケーションの使用状況を横断した見える化
- 個人・組織単位での見える化
- ライセンスコストの最適化ができない
実際の利用状況に基づかないライセンス購入で、コストが過剰に発生している。 - 未使用ライセンスの把握が困難
未使用または低頻度利用のライセンスを特定できず、無駄なコストが発生している。 - ライセンス利用の公平性が担保できない
ライセンスが特定ユーザーに占有されることで、他のユーザーが利用できない状況が発生。 - 監査対応が煩雑
ソフトウェア監査への準備に多大な時間と労力がかかる。 - 使用ポリシーの管理不足
使用規則に基づかないライセンス利用が横行し、コンプライアンスリスクがある。 - ピーク時のライセンス不足
繁忙期にライセンスが不足し、業務効率が低下している。 - ライセンス管理の属人化
一部の担当者に管理が依存しており、引継ぎやトラブル対応が難しい。 - 複数のライセンスサーバーが分散
各部門や地域でライセンス管理が独立しており、全体最適化が進まない。 - 予測に基づくライセンス計画が困難
過去の使用データを活用した将来的なライセンス需要の予測ができない。