ライセンスマネジメントで解決する10の課題を下記のように挙げてみました。次回以降、各項目についての解決方法について詳細に説明いたします。

1.ライセンスの使用状況が見えない

部門ごと、ユーザーごとのライセンス使用状況をリアルタイムで可視化できない。

ここが一番重要なポイントになると考えています。見える化したい項目とそれを見ることができる人、OpenLM利用(設定)におけるポイントがあります。

  • リアルタイムで見える化
  • 過去に遡って見える化
  • 複数アプリケーションの使用状況を横断した見える化
  • 個人・組織単位での見える化
  1. ライセンスコストの最適化ができない
       実際の利用状況に基づかないライセンス購入で、コストが過剰に発生している。
  2. 未使用ライセンスの把握が困難
       未使用または低頻度利用のライセンスを特定できず、無駄なコストが発生している。
  3. ライセンス利用の公平性が担保できない
       ライセンスが特定ユーザーに占有されることで、他のユーザーが利用できない状況が発生。
  4. 監査対応が煩雑
       ソフトウェア監査への準備に多大な時間と労力がかかる。
  5. 使用ポリシーの管理不足
       使用規則に基づかないライセンス利用が横行し、コンプライアンスリスクがある。
  6. ピーク時のライセンス不足
       繁忙期にライセンスが不足し、業務効率が低下している。
  7. ライセンス管理の属人化
       一部の担当者に管理が依存しており、引継ぎやトラブル対応が難しい。
  8. 複数のライセンスサーバーが分散
       各部門や地域でライセンス管理が独立しており、全体最適化が進まない。
  9. 予測に基づくライセンス計画が困難
       過去の使用データを活用した将来的なライセンス需要の予測ができない。