株式会社テルミック様へ見学にいってきました
今日訪れた株式会社テルミック常滑営業所の工場見学は、まさに「次世代ものづくり」を体感する場でした。
「ものづくりの可能性を広げていく」をキャッチフレーズに、金属加工全般、治具部品、金型用部品、精密部品加工、樹脂・アクリル・ゴム加工、各種コーティング・メッキ処理など広範な事業を展開しています。
見学中に写真を撮っても構わないといわていましたが、Webに掲載するのは控えますので興味のある方はWebサイトをご覧ください。https://www.tel-mic.co.jp/
会社にはいるとまず目に入るのは超大型モニターで可視化された営業数字や物流数字。見学者向けに「見せちゃっていいの???」という内容ですが、リアルタイムで表示されており、“動いているデータ”に驚きました。
従来の「工場は男性だらけ」というイメージを覆す、女性・若手活躍の雰囲気が漂っていました。
そのほか、工場内物流では無人搬送ロボット(AGV的な仕組み)や、紙ゼロ・ルーティンゼロを掲げた業務プロセスの改善が進んでおり、「誰が」「いつ」「どこで」「何を」行ったかがデジタルに可視化されていました。見学時も、複数の加工機械が並行稼働しており、型替え時間の短縮、迅速な段取り替え、フレキシブルな加工対応が可能な仕組みが実感できました。
2次元図面を読み取って3Dモデルを作る仕組みも驚き!加えて、海外製造(中国・大連・深セン)との連携も進められており、材料調達から検査・出荷まで、自社拠点・グループ会社を活用したグローバル・ロジスティクスが強みの一つです。
見学を通じて感じたことは、「スマート工場」を掲げながらも、“人が主役”、“楽しめるものづくり”という軸を忘れていないこと。これは、今の製造業が求められている姿ではないかと強く感じました。年間の見学社社数、見学者数も驚きの数字です。自動車メーカーをはじめてとして大手企業もバスで見学に来るそうです。(今日もそんな会社様と一緒に13名で見学してきました)
田中社長のアイディアを実現する力の熱量が強烈ですね。
製造業・設計・調達・管理部門の皆さま、そしてDX/IoT/スマートファクトリー推進を検討されている企業様には、ぜひ一度この現場を訪れてみる価値があると思います。
そして金属加工の仕事を依頼してみてください。


