製造業DXについて〜どう取り組むか
製造業にDXを!という掛け声が多く聞かれるようになってからもう何年にもなりますね。
「DX進んでいますか?」こんな質問にも答えようがありませんので評価しずらいと思います。なにしろ特別な基準があるわけでもないので「できている..といえばできている」という状態でしょうか。
チェックというわけではないですが、結果的にできているのかどうか項目にしてみました。
文脈としては下記の項目について 「〜 ができるようになったのでDX化が進んでいる」という感じであれば良いのではないかと思います。
- 会社内、組織内から収集したデータを活用して意思決定が迅速化
- 部署ごとにばらばらだったデータ形式を統一した
- 社内各部門の情報共有をICTを使ってできるようになった
- 原材料の調達と販売の流れがICTによって可視化できた
- 人事評価にICTを使うようになった
- リモートワークができるようになった(ワークフローの電子化など)
- AIツールを使った省力化ができた
- 3次元CADなどで設計だけでなく製品評価などこれまで以上に適用範囲を広げた
- ベテラン人材のノウハウを可視化した
- IoTやセンサーの活用分野を増やした
- 設備稼働の状況把握や故障予知の仕組みを取り込んだ
- 工場ではロボットを活用、事務部門ではRPAを使えるようになった
- 他社とのシステム連携に人を介さずデータを取り込めるようになった
- 社会データ(オープンデータ)の活用をし事業の変革を模索できるようになった。
これらを総合して考えないといけないので部分的に「補助金を使ってるツールを入れた」というだけで実践活用までできていないというのが実態のような気がします。
当社ではこのような根本問題を可視化して解決してゆく、人を育てお手伝いを経験豊かな人材により伴走支援いたします。